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Outlook2010「既定のデータファイルは既定の配信場所であるため…」と表示されデータファイルを削除できない

 

 個人用フォルダ(Outlookデータファイル、pstファイル)を削除しようとすると次のエラーが表示されることがあります。

既定のデータファイルは既定の配信場所であるため削除できません。

既定の配信先(メールを受信するフォルダ)は削除できません。(アカウントを削除した後も表示されます)

状況に応じていづれかの操作を行います。


 

■ 方法1:別のアカウントのデータファイルを【既定】にしてから削除する

別のアカウントを利用中の場合は、そのアカウントの配信先データファイルを【既定】にしてから不要なデータファイルを削除します。

  1. 「ファイル」タブ−「 アカウント設定」−「アカウント設定」をクリック
  2. 「データファイル」タブをクリック
  3. 利用中の別のアカウントのOutlookデータファイルを選択し「既定に設定」をクリック
  4. 「OK」−「閉じる」をクリックし、Outlookを再起動する
  5. Outlookの左ペイン(ナビゲーションウィンドウ)にある不要なデータファイルを右クリックし「○○を閉じる」をクリック
    ★又は
    「ファイル」タブ−「アカウント設定」−「アカウント設定」−「データファイル」タブで 不要なOutlookデータファイルを「削除」する

 

■ 方法2:プロファイルを削除する

全てのアカウント を削除して構わないという場合はプロファイルを削除します。

※注!利用中の別アカウントがある場合はそれらも消えるので方法1で削除してください。(他アカウントは再度設定すればいい、という方はこの方法でOK)

  1. Outlookを終了する
  2. コントロールパネルから「メール」をクリック
  3. 「プロファイル」をクリックし、プロファイルを選択して「削除」をクリック

 

 

■ 方法3:アカウントは使うが、Outlookデータファイルのみ削除(他のものに変更)したい

別のOutlookデータファイルを配信先にしてから削除します。

  1. 新しいOutlookデータファイル(個人用フォルダ)を作成する
  2. 「ファイル」タブ−「 アカウント設定」−「アカウント設定」をクリック
  3. 「データファイル」タブをクリック
  4. 1で作成したOutlookデータファイルを選択し「既定に設定」をクリック
  5. Outlookを再起動する
    → 既定の配信先フォルダが変更される
  6. Outlookの左ペイン(ナビゲーションウィンドウ)にあるデータファイルを右クリックし「○○を閉じる」をクリック
    又は
    「ファイル」タブ−「アカウント設定」−「アカウント設定」−「データファイル」タブでOutlookデータファイルを「削除」する
  • Outlookデータファイルの実態(pstファイル)は削除されません。(既定の保存先はC:\Users\プロファイル名\Documents\Outlookファイル )