連絡先データ(Outlookアドレス帳)を他のコンピュータで使いたい場合の移行方法をご紹介します。
Outlookの環境や移動したいアドレスの量により最適な方法を選んでください。
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移行したいアドレスが少ない場合
移行したいアドレスがそれほど多くない場合は、連絡先アイテムをメールに添付する方法が早いでしょう。
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◆ 移行元コンピュータでの操作 ◆
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移行したい連絡先アイテムを選択(連続したデータはShiftキー、離れた場所のデータはCtrlキーを押しながらクリックすると複数選択)
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選択されたアイテムを右クリックして「転送」をクリック
(または「ホーム」タブ−「連絡先の転送▼」−「Outlookの連絡先として転送」)
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宛先を入力し「送信」をクリック
◆ 移行先コンピュータでの操作 ◆
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連絡先アイテムが添付されたメッセージを受信
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添付ファイルをすべて選択する(最初のアイテムをクリックした後、最後のアイテムをShiftキーを押しながらクリックすると全選択できます)
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アイテムが選択された状態で現在の連絡先フォルダにドラッグする
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連絡先フォルダ(アドレス帳)を丸ごと他のコンピュータに移行したい場合
連絡先フォルダのみを別のpstファイルとして保存して移行します。Exchange Server環境の場合にもよいでしょう。
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◆ 移行元コンピュータでの操作 ◆
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連絡先フォルダを選択し「ファイル」タブ−「オプション」をクリック
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「詳細設定」をクリックし「エクスポート」をクリック
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「ファイルにエクスポート」を選択し「次へ」
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ファイルの種類を「Outlookデータファイル(pst)」とし「次へ」
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エクスポートするフォルダを「連絡先」とし「次へ」
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エクスポート場所とエクスポートファイル名を指定して「完了」をクリック
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データファイル(pstファイル)にパスワードを設定する場合(※1
任意)は入力し「OK」をクリック
※1
パスワードボックスが空でもデータファイルは作成できます。
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指定した場所にデータファイル(pstファイル)が作成されます。これを
移行先コンピュータにコピーしておきましょう。
◆ 移行先コンピュータでの操作 ◆
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「ファイル」−「開く」−「Outlookデータファイルを開く」をクリック
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移行元コンピュータからコピーしたデータファイル(pstファイル)を選択し「OK」をクリック
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ナビゲーションウィンドウにデータファイルが表示されたら展開して「連絡先」をクリック
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連絡先フォルダ内で「Ctrl」+「A」キーをクリックして全アイテムを選択※2
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ドラッグして任意のフォルダ(自分の連絡先フォルダなど)に移動する
※2
アイテムの移動ではなく連絡先フォルダごと移動する場合は、フォルダを右クリック−「フォルダーの移動」をクリックし移動先のフォルダを選択します。
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補足:下記の方法でも連絡先を取り込むことができます(インポート/エクスポートウィザード) ―――
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「ファイル」タブ−「オプション」をクリック
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「詳細設定」をクリックし「エクスポート」をクリック
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「他のプログラムまたはファイルからのインポート」を選択して「次へ」
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インポートするファイルの種類として「Outlookデータファイル(pst)」を選択し「次へ」
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移行元コンピュータからコピーしたデータファイル(pstファイル)を選択し「次へ」
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「インポートするフォルダの選択」で「連絡先」を選択し、
「以下のフォルダにアイテムをインポートする ※3」を選択して「完了」をクリック
※3
特定のフォルダ配下に連絡先を保存したい場合は、操作前に予めそのフォルダを選択しておき、6で「現在のフォルダにアイテムをインポートする」を選択します。
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