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Outlook + Exchange Server :管理者必見!別のユーザープロファイルでOutlookを起動する方法

 

 


 

 

 

自分のパソコンにログインしたまま別のユーザープロファイルでOutlookを起動する方法をご紹介します。

  • システム管理者がトラブルシュートの為にユーザーのプロファイルでOutlookを起動したい

  • 複数人で共有しているアカウントでOutlookを起動したい(メールボックスの確認・メールの送信)

といった場合に、いちいち別アカウントでPCにログインしなおしたりユーザーの席までOutlookを確認しにいったりといった手間を省くことができます。管理者は自分のPCに座ったまま、しかもユーザーには知られずにユーザーのOutlookを確認することができます。

 


記号

方法(1) 別ユーザーのメールボックスにアクセス許可を追加する

ユーザーのメールボックスに管理者のアクセス許可を追加してOutlookを起動します。

  1. 「Actrive Directroyユーザーとコンピュータ」を起動

  2. 該当ユーザーを右クリック−「プロパティ」をクリック

  3. 「Exchangeの詳細設定」タブ−「メールボックスの権利」をクリックし「追加」をクリック

  4. 管理者のアカウントを指定し「フルメールボックスアクセス」の許可にチェックを入れて「OK」をクリック

→ 管理者はコントロールパネルの「メール」からこのユーザーのOutlookプロファイルを作成し起動することができます。

 

 

記号

方法(2) RunasコマンドでOutlookを起動する

  1. 「スタート」−「プログラムとファイルの検索」ボックスに「cmd」と入力しコマンドプロンプトを起動
     

  2. 以下のコマンドを入力しEnterキーを押す

     Runas /user:ドメイン名\ユーザー名 cmd

     

  3. 別ユーザーのPCログインパスワードを入力しEnterキーを押す

     Runas /user:ドメイン名\ユーザー名 cmd
     ドメイン名\ユーザー名のパスワードを入力してください:

     

  4. 別ユーザーでのコマンドプロンプトが立ち上がったらStart Outlook.exeと入力しEnterキーを押す

     cmd (ドメイン名\ユーザー名として実行中)

    C:Windows\system32>  Start Outlook.exe

     

    →別ユーザーのプロファイルでOutlookを起動することができます。