自分のパソコンにログインしたまま別のユーザープロファイルでOutlookを起動する方法をご紹介します。
といった場合に、いちいち別アカウントでPCにログインしなおしたり、ユーザーの席までOutlookを確認しにいったりといった手間を省くことができます。管理者は自分のPCに座ったまま、しかもユーザーには知られずにユーザーのOutlookを確認することができます。
|
方法(1) 別ユーザーのメールボックスにアクセス許可を追加する
|
ユーザーのメールボックスに管理者のアクセス許可を追加してOutlookを起動します。
-
「Actrive Directroyユーザーとコンピュータ」を起動
-
該当ユーザーを右クリック−「プロパティ」をクリック
-
「Exchangeの詳細設定」タブ−「メールボックスの権利」をクリックし「追加」をクリック
-
管理者のアカウントを指定し「フルメールボックスアクセス」の許可にチェックを入れて「OK」をクリック
→
管理者はコントロールパネルの「メール」からこのユーザーのOutlookプロファイルを作成し起動することができます。
|
方法(2)
RunasコマンドでOutlookを起動する
|
-
「スタート」−「プログラムとファイルの検索」ボックスに「cmd」と入力しコマンドプロンプトを起動
-
以下のコマンドを入力しEnterキーを押す
Runas
/user:ドメイン名\ユーザー名 cmd |
-
別ユーザーのPCログインパスワードを入力しEnterキーを押す
Runas
/user:ドメイン名\ユーザー名 cmd
ドメイン名\ユーザー名のパスワードを入力してください: |
-
別ユーザーでのコマンドプロンプトが立ち上がったらStart
Outlook.exeと入力しEnterキーを押す
cmd
(ドメイン名\ユーザー名として実行中) |
C:Windows\system32>
Start Outlook.exe |
→別ユーザーのプロファイルでOutlookを起動することができます。
|