Outlook + ExchangeServer：配布グループを差出人とするには

配布グループを差出人とする手順をご紹介します。

ここでは山田さんが、「IT」という配布グループを差出人として送信できるよう設定します。

　

サーバー管理者の作業：

配布グループ（IT）の送信者アクセス許可を山田さんに付与する

1. ActiveDirectoryユーザーとコンピュータを起動

2. 配布グループ（IT）を右クリックし「プロパティ」をクリック

3. 「セキュリティ」タブ★注で「追加」をクリックし、ユーザー（山田)を指定し「OK」をクリック

4. 「送信者」アクセスの「許可」にチェックを入れて「OK」をクリック

★注「セキュリティ」タブが表示されない場合は「表示」メニュー−「拡張機能」をクリックしてください。

　

ユーザー（山田さん）の操作：

差出人ボックスに配布グループを指定する

1. Outlookを起動し新規メッセージを開く

2. 「オプション」タブで「差出人」をクリック → 差出人ボックスが表示

3. 「差出人▼」をクリックし「他の電子メールアドレス」をクリック

4. ボックスに配布グループ名を入力（又は「差出人」をクリックして選択）し「OK」をクリック
   
   　

5. 宛先を指定して送信する

これだけで配布グループを差出人として送信することができます。

　

ExchangeServerの設定内容がすぐに反映されない場合は「指定されたユーザーの代理としてメッセージを送信するアクセス権がありません」エラーが表示されることがあります。その場合はExchange Information Storeサービスを再起動するとすぐに反映されます。 　 配布グループもメールボックスを保持している必要があります。メールボックスが作成されていない場合は、配布グループを右クリックし「Exchangeタスク」から電子メールアドレスを作成してください。