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◆ アイテムを閉じる時に処理を発生させる


オブジェクト イベント(アイテムを閉じようとすると発生)
Item Close

記述法: Item_Close()

★VBSではこの関数の戻り値をFalseに設定すると閉じる操作を中止することができます。

 

 

記述例:


記号

アイテムを閉じる際にメッセージを表示し処理を分ける

Function Item_close()
x = msgbox ("保存しますか?",vbyesnocancel,"保存確認")
If x = vbyes then
Item.Save
Elseif x = vbno then
Item.Close(1)
Elseif x = vbcancel then
Item_close = False
End if
End Function

★アイテムを閉じる際に発生するイベント

★保存確認のメッセージを表示

★ユーザーが「はい」をクリックしたら

★アイテムを保存する(処理が続行され自動的に閉じます)

★ユーザーが「いいえ」をクリックしたら

★アイテムは保存せずに閉じる

★ユーザーが「キャンセル」をクリックしたら

★閉じる処理を中止する

 

 

 

※Item_Closeイベントでは戻り値をFalseに設定すると閉じる操作を中止することができます。(戻り値を格納するにはFunctionプロシージャを使う必要があります。)

※msgboxについては「メッセージボックスの使い方(Msgbox)」をご参照ください。