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◆ msgbox関数:戻り値(結果)によって処理を分ける


関数

引数

Msgbox

"メッセージ" , ボタンやアイコンの種類 , タイトル文字列

msgbox関数では、ユーザーがクリックしたボタンの種類によって結果(戻り値)を得ることができます。

 


記号

戻り値(結果)によって処理を分ける

Msgboxの戻り値はユーザーがクリックしたボタンの種類によって返されます。ボタンの種類(=戻り値 )は変数に格納しIF文で条件を記述し処理を分けます。尚、戻り値を変数に格納する場合は引数全体を( )で囲む必要があります。

 

▼Msgbox関数で表示(指定)するボタンの種類一覧

定数

 表示するボタンの種類

vbOkOnly

OK

vbOkCancel

OK・キャンセル

vbYesNo

はい・いいえ

vbYesNoCancel

はい・いいえ・キャンセル

vbAbortRetryIgnore

中止・再試行・無視

vbRetryCancel

再試行・キャンセル

 

 

▼ユーザーがクリックしたボタン(戻り値)の種類一覧

定数

 クリックしたボタン

vbYes

はい

vbNo

いいえ

vbOk

OK

vbCancel

キャンセル

vbRetry

再試行

vbAbort

中止

vbIgnore

無視

 

記述例:


記号

20歳以上なら「登録します」と表示、20歳未満なら「登録できません」と表示

x = Msgbox ("20歳以上ですか?", vbyesno , "年齢確認")
If x = vbYes then
msgbox "登録します",,"年齢確認"
ElseIf x = vbNo then
msgbox "登録できません",,"年齢確認"
End If

★「はい」「いいえ」ボタン付メッセージボックス表示

★ユーザーが「はい」をクリックしたら(x=vbYes)

★「登録します」と表示

★ユーザーが「いいえ」をクリックしたら(x=vbNo)

★「登録できません」と表示

 

 

 

「はい」をクリックすると…

 「いいえ」をクリックすると…