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◆ Applicationオブジェクト

 

ApplicationオブジェクトはOutlook全体を表すオブジェクトで、他オブジェクトへのアクセスが可能です。

例えば…

  • CreateItem メソッドを使用して新規アイテムへの直接アクセスが可能

  • アクティブなエクスプローラーオブジェクト(フォルダの内容が表示される画面ウィンドウ)へのアクセスが可能

  • アクティブなインスペクターオブジェクト(アイテムが表示されるウィンドウ)へのアクセスが可能

 

主なメソッド

GetNameSpace … Outlookルートオブジェクト(NameSpaceオブジェクト)を取得します。

ActiveExplorer … 現在選択しているフォルダウィンドウ(Explorerオブジェクト)を取得します。

CreateItem … 新規アイテム(各Itemオブジェクト)を作成します。

 

 

記述例:


記号

新規メッセージを作成する

Set NewItem = Application.CreateItem(0)

NewItem.Display

★新規メールメッセージを作成

★作成したメッセージを表示


記号

現在表示しているフォルダ画面ウィンドウのタイトルを表示

Set MyExplorer = Application.ActiveExplorer

MsgBox MyExplorer.Caption


「受信トレイ−aa@abc.com−Microsoft Outlook」等と表示

★現在表示しているフォルダ画面ウィンドウを取得

★ウィンドウのタイトルを表示


記号

現在のOutlookログオンユーザー名を表示

Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")

MsgBox MyNameSpace.CurrentUser

★Outlookルートオブジェクトを取得

★現在Outlookにログインしているユーザー表示名を表示

 

 

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