Outlookの予定表には世界各国の祝日を表示できます。
しかし、Outlookの古いバージョンには新しい年の祝日がありません。例えばOutlook2002では2001年〜2005年までの祝日しかイントールされていません。
Outlookの祝日はOutlook.holという祝日ファイルからインポートする仕組みです。ですからOutlook.holファイルを新し
いものと置き換えてインポートすれば最近の祝日も追加できます。(Outlook.holの保存場所はC:\program
files\microsoft office\office●\1041フォルダ)
Outlookに新しい祝日を追加するには以下の1~4いづれかの方法で行います。
◆操作前に注意◆
予定表に既に祝日が追加されていると二重登録される場合があります。(1日に同じ祝日が2つ表示)
祝日が存在する場合は、一旦全て削除してから追加しなおしましょう。(祝日の一括削除
方法はこちら) |
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方法1:新しいバージョンのOutlookからOutlook.holファイルをコピーする
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新しいバージョンのOutlook(2007/2010/2013など)がインストールされているPCがあるならholファイルをコピーできます。
※こちらにもOffice2010のOutlook.holファイル(ZIP形式)を置いておきます。(2028年までの祝日がインストール可能)これを使う場合は以下2から操作してください。
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新しいバージョンのOutlookがインストールされているPCのC:\Program
Files\Microsoft Office\Office●\1041\Outlool.holをコピー
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古いバージョンのOutlook(2002/2003等)がインストールされているPCのC:\Program
Files\Microsoft Office\Office●\1041フォルダに貼り付ける
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Outlookを起動し、「ツール」−「オプション」−「初期設定」タブ−「予定表オプション」をクリック
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「祝日の追加」をクリックし、追加したい国にチェックを入れ「OK」をクリック
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方法2:Microsoftのサイトからダウンロード
して祝日ファイルを更新する |
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2003の場合
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=32c24709-50b5-4698-b5cb-be7d6765fe3a&DisplayLang=ja
2002の場合
http://support.microsoft.com/kb/914358/ja
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ダウンロード後、Outlookを起動し、「ツール」−「オプション」−「初期設定」タブ−「予定表オプション」をクリック
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「祝日の追加」をクリックし、追加したい国にチェックを入れ「OK」をクリック
※
社内の複数のPCに新しい祝日を追加する場合、1台1台にMSのサイトからダウンロードする、という方法は手間がかかるのでお奨めできません。祝日ファイル
(*.hol)の正体は単なるテキストファイルなのでそのファイルを配布しましょう。
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方法3:複数のコンピュータに新しい祝日を追加したい場合 |
1台にのみMSサイトからダウンロードして更新し、Outlook.holファイルを配布しましょう。
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1台にのみMSサイトからダウンロードして祝日ファイルを更新する(方法2参照)
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そのコンピュータのC:\Program Files\Microsoft
Office\Office●\1041フォルダにあるOutlook.holを複数のユーザーに配布する(方法1)
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方法4:祝日ファイルを編集する
(インターネットに繋がっていない、新しいバージョンのOutlookもない、等)
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祝日ファイル(Outlook.hol)は、テキストファイルですので簡単に編集できます
。(この方法は通常は会社や学校の創立記念日などの祝日を追加したい場合に使います。
国の祝日を記載するというのは手間がかかるのでお奨めできませんが、どうしてもという場合にお使いください。)
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Outlook.holを右クリック−「プログラムから開く」−「notepad」をクリックしてメモ帳で開く
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日本の祝日の箇所に移動
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必要に応じて古い祝日は削除し、↓のレイアウトで祝日名と日付を入力してゆく(例 2008〜2009年分)
[日本] 秋分の日,2008/9/23 秋分の日,2009/9/23 こどもの日,2008/5/5 こどもの日,2009/5/5 創立記念日,2008/3/28 創立記念日,2009/3/28 ・・・・・
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