Exchange Server環境でOutlookを利用している場合、2つの自動転送を利用できます。
・リダイレクト
… 差出人から直接転送先に送信されたように見える転送方法
・転送 …
通常の転送と同様に自動転送される方法
この2つの違いについてご説明します。
例:山田さん → 鈴木さん
(リダイレクトまたは転送で)→ 田中さん
リダイレクト |
転送 |
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差出人から直接転送先へ送信されたような形
で転送 |
実際は「山田」さんは「鈴木」さんに送信していますが、「鈴木」さんのリダイレクトによりまるで「田中」さんに送信したかのように表示されます。元の受信者である「鈴木」さんの情報は表示されないため、どこから自動転送されたのかは表示されません。
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通常の転送と同じ形式で転送
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本文に「Auto
Forwarded by a Rule」と記載されます。
通常の転送と同様、元の受信者からの転送の形になるため「山田」さんが「鈴木」さんに送信し、「鈴木」さんが自動転送によって「田中」さんに送信したことが分かります。
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差出人のアドレスを入手できる |
差出人から直接送信されたような形で受け取るため、差出人のアドレスを入手でき、返信可能です。
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差出人のアドレスを入手できない可能性もある |
転送であるため、差出人のアドレスが表示されない場合もあります。(グローバルアドレス帳で名前解決しているなど)
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他の受信者が分からない |
「宛先」や「CC」に他の受信者が入っていたとしても表示されません。
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他の受信者も分かる |
転送であるため、「宛先」や「CC」のメンバーも表示されます。
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共通の仕様 |
Exchange Server環境であればPCやOutlookを起動しておく必要はありません。
添付ファイルは保持されます。
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※
リダイレクトおよび転送の操作方法はこちらを参照してください。
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