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Outlook:「次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました」と表示される

 

 

 

 


 

 

 

 

Outlookではセキュリティ上安全ではない可能性があるファイルが添付されていると次のメッセージが表示され、アクセスすることができません。

次の添付ファイルは問題を起こす可能性があるため、利用できなくなりました : <ファイル名>

しかし実際はファイルはメッセージ から削除されているわけではなくアクセスできないよう非表示にされているだけです。

このような場合にファイルを取得する2つの方法をご紹介します。

 


記号

方法(1) レジストリを修正し、指定した種類のファイルのやりとりを可能にする

  1. 「スタート」−「ファイル名を指定して実行」(又は検索ボックス)に「Regedit」と入力してEnterキーを押す
    → レジストリエディタが起動する

  2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0(数値はOutlookのバージョンによ り異なる)\Outlook\Securityを展開

  3. Securityを右クリックし「新規」-「文字列値」をクリックし、値の名前を「Level1Remove」とする

  4. 作成した「Level1Remove」をダブルクリックし、「値」ボックスにアクセスしたいファイルの拡張子を入力(例:.exe

  5. 複数の種類を指定するには;(セミコロン)で区切って指定する(例:.exe;.msi

  6. 「OK」をクリックし てレジストリエディタを終了し、Outlookを起動する
    → 添付ファイルにアクセスできるようになっています。

 

記号

方法(2) 送信者に拡張子を変更して送信しなおしてもらう

Outlookでは添付ファイルを拡張子で識別してブロックします。ですのでダミーの拡張子を付けて送付してもらい、受信後に正しい拡張子に戻す、という方法でファイルのやり取りが可能になります。

◎例: test.exeというファイルを送付したい場合

  1. 送信者がtest.exeファイルアイコンを右クリックし「名前の変更」をクリック

  2. test.exという拡張子に変更して送付する(※拡張子は.txtなど、自由につけてください。)

  3. 受信者はtest.extest.exeに戻す

 

グループポリシーを利用して、組織内のPCに一括してOutlookのセキュリティ設定を構成する方法はこちらを参照してください。

 

記号

補足:Outlookで添付できない(ブロックされる)ファイル拡張子一覧 (Level1)

.ade

.js

.psc1

.mcf

.ps1xml

.isp

.msh

.adp

.jse

.psc2

.mda

.ps2

.hlp

.msh1

.app

.ksh

.pst

.mdb

.ps2xml

.hpj

.msh2

.asp

.lnk

.reg

.inf

.mdz

.hta

.mshxml

.bas

.mad

.scf

.vbp

.msc

.ins

.msh1xml

.bat

.maf

.scr

.grp

.vsw

.vbs

.msh2xml

.cer

.mag

.sct

.ps1

.ws

.vsmacros

.msi

.chm

.mam

.shb

.mav

.wsc

.vbe

.msp

.cmd

.maq

.shs

.gadget

.vb

.its

.mst

.cnt

.mar

.tmp

.prg

.mde

.jar

.ops

.com

.mas

.url

.csh

.mdt

.maw

.osd

.cpl

.mat

.mdw

.der

.wsh

.exe

.pcd

.crt

.mau

.wsf

.fxp

.xbap

.prf

.pif

.xnk

.plg

.pl