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Outlook:メールボックスのアクセス権(アクセス許可)総まとめ

 

 


 

 

ExchangeServer + Outlookの環境であれば、ユーザー間でメールボックス (受信トレイや予定表、連絡先など)を共有することができます。

他のユーザーに自分のメールボックスを公開する(共有)にはアクセス権を与える必要があります。(※ メールボックスの共有については組織内のユーザー間でメールボックスを共有するにはを参照)

下記はメールボックス フォルダのアクセス権とその内容をまとめたものです。

 


記号

アクセス権の種類と内容

※アクセス権の前に「発行」がつくものはサブフォルダの作成ができます。

アクセス権の種類

内容

所有者

実際の所有者と同じフルコントロール権限を持つ。

アイテムの作成、削除、移動、コピー、既存アイテムの削除、サブフォルダの作成、サブフォルダの削除など何でも可能。アクセス権の変更もでき る。(アクセス権の変更と、既存サブフォルダの削除ができるのは所有者権限のみ)

発行編集者

アイテムの作成、削除、移動、コピー、既存アイテムの削除、サブフォルダの作成、自分が作成したサブフォルダの削除など 殆どの操作が可能だがアクセス権の変更と、既存サブフォルダの削除は不可能。

尚、サブフォルダを作成した場合、作成した本人はサブフォルダの「所有者」になる。

編集者

↑と全く同じ操作が可能だが、サブフォルダの作成ができない。

発行作成者

アイテムの作成、自分が作成したアイテムの削除、自分が作成したアイテムの移動、自分が作成したアイテムへの変更、既存アイテムの参照 とコピー、サブフォルダの作成と自分が作成したサブフォルダの削除が可能。

しかし既存アイテムの移動、既存アイテムの削除、既存アイテムの変更 、既存サブフォルダの削除はできない。

尚、サブフォルダを作成した場合、作成した本人はサブフォルダの「所有者」になる。

作成者

↑と全く同じ操作が可能だが、サブフォルダの作成・削除は不可能。

参照者

サブフォルダの表示、アイテムの参照ができる。(開くと読み取り専用で開く)

アイテムの作成、削除、編集、サブフォルダの作成、削除は不可能。

移動も当然無理だが、コピーはできる ので編集したい場合は自分のフォルダにコピーする。

尚、添付ファイルも読み取り専用で保存されるのでプロパティからチェックを外す必要がある。

寄稿者

寄稿のみができる。つまりアイテムをドラッグして入れる等だけが可能。

フォルダの内容は表示できない。(自分の作成したアイテムでさえ表示できない )

ユーザー設定

自分でカスタマイズする

なし

アクセス権なし