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Outlook2010:ユーザー情報の保存場

 


 


 

 

カスタマイズしたOutlookの設定内容(ユーザー情報)は、特定のファイルに保存されます。

ここではそれらのファイルの場所と役割についてご説明します。

 


 

ユーザー情報

ファイル名・場所

リボンやクイックアクセスツールバーのカスタマイズ情報が格納されています。

 

このファイルを別のコンピュータの同じ場所に配置するとリボンなどの操作画面を移行することができます。

C:\Users\ユーザー名
\AppData\Local\Microsoft\Office\olkexplorer.officeUI

ユーザーが過去に入力したアドレス情報を格納し、オートコンプリートで使用できるようにします。(以前入力したアドレスリストが表示される

 

リストは環境によって保管される場所が異なります。例えばExchange Serverの場合はメールボックスに格納されるため他のコンピュータでもオートコンプリートのリストを使用できます。

メールボックス (Exchange Serverの場合)

又は

データファイル(POP3などの場合)

Outlookの印刷設定が格納されています。

 

「ファイル」−「印刷」−「印刷オプション」にある「表スタイル」や「メモスタイル」 のページ設定の情報が保存され ます。印刷に関する不具合があった場合にこのファイルを削除すると動作が正常に戻ることがあります。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook\OutlPrnt

 

※印刷設定(表スタイル・メモスタイル)を変更すると生成されます。

Outlookの送受信設定ファイルです。

C:\Users\ユーザー名
\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook\
プロファイル名.srs

個人用フォルダファイルです。この場所は既定の保存場所ですが、PSTファイル作成時に他の場所を選択することもできます 。

C:\Users\ユーザー名
\Documents\Outlook ファイルフォルダ\
PSTファイル(個人用フォルダ)

Exchange Serverを利用する環境で、ネットワークに接続していなくてもこれまで同期されたアイテムが表示できるファイルです。

ExchangeServer利用時、同期されるとアイテムがOSTファイルに保存されます。

C:\Users\ユーザー名
\appdata\local\microsoft\Outlook\
プロファイル名.ost

メールフォーム起動を高速化するためのキャッシュファイルです。

このファイルが破損すると、メッセージやフォームが開けない問題が発生することがあります。削除してOutlookを再起動すると自動生成され、問題が解決することがあります。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\FORMS\FRMCACHE.dat

OFFICE全体で利用するユーザー辞書です。
この辞書に登録されたものは、スペルチェックなどで無視されます。

 C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\UProof\Custom.dic

Outlookの署名の実体ファイルです。

 

1つの署名につき、TXT、RTF、HTMLと3つの形式でファイルが作成されます。

これはメッセージ形式(テキスト形式/リッチテキスト形式/HTML形式)によって異なる署名ファイルが使用されるからです。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Signaturesフォルダ内の署名.txtファイル、署名.rtfファイル、署名.htmファイル