Outlook2010:HTML形式は非常識?全メールをテキスト形式で表示する |
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Outlookのメッセージ形式にはテキスト形式・リッチテキスト形式・HTML形式があります。(それぞれの違いはこちら)
Outlook2010では既定のメッセージ形式はHTML形式です。現在では多くのユーザーがHTML形式を使用し、色やフォント、箇条書きなどの書式を設定したり、写真や画像を貼ったりして見栄えのよいメッセージを作成しています。
しかしHTML形式は「重い」「メール破損により文字化けしやすい」「ウィルスが仕込まれやすい」「送信側と受信側で同じように表示されるとは限らない」といった難点があり、ビジネスマナー上では非常識とされてきました。 現在では多くのメーラーがHTML形式をサポートしているため、昔ほど不具合は発生しなくなりましたが、やはりテキスト形式と比べるとセキュリティ上の危険や不具合は発生しやすくなっており、HTML形式の送信を禁止する企業も多くあります。
そこで、Outlookには全てのメールをテキスト形式で表示する(注:HTML→テキスト形式に変換するわけではありません。あくまでも表示だけです。)機能が搭載されています。これにより送信者が設定した書式情報や画像などは表示されませんが、セキュリティ上は安全度が上がります。
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