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◆ アイテムを特定のフォルダに保存する(1)−Item.Move

 

オブジェクト

メソッド(移動する ◎保存して移動)

Item

Move

記述法: Item.Move 指定フォルダ

アイテムを指定フォルダへ移動します。

現在のアイテムの場合、保存して移動するため「指定したフォルダへ保存」することができます。

 

(例)現在のアイテムをPrivateフォルダへ保存する

Set PrivateFolder = Application.GetNameSpace("mapi").GetDefaultFolder(6).Folders("Private")
Item.Move PrivateFolder

 

(補足) その他の記述としてItemsコレクションのAddメソッドで 特定のフォルダに保存する方法もあります。

アイテムを特定のフォルダに保存する(2)−Items.Addメソッド

 

 

記述例:


記号

現在のアイテムを下書きに保存する

Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")

Set DraftBox = MyNameSpace.GetDefaultFolder(16)
item.move DraftBox

★Outlookルートオブジェクトを取得

★下書きフォルダを取得

★現在のアイテムを下書きに保存


記号

新規メッセージを下書きに保存する

Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")

Set DraftBox = MyNameSpace.GetDefaultFolder(16)
Set NewItem = Application.CreateItem(0)

NewItem.subject = "test"

item.move DraftBox

★Outlookルートオブジェクトを取得

★下書きフォルダを取得

★新規メッセージを作成

★新規メッセージの件名を”test”とする

★新規メッセージを下書きに保存する

 

 

※関連:アイテムを特定のフォルダに保存する(2)−Items.Addメソッド