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◆アイテムを開いた時に処理を発生させる

 

オブジェクト

イベント(アイテムを開くと処理が発生)

Item

Open

記述法: Item_Open()

★アイテムを開いた時に発生するイベントです。(既存アイテム・新規アイテムどちらでも発生します。)

★VBSではこの関数の戻り値をFalseに設定すると開く操作を中止することができます。

★既存アイテムを開いた時のみ発生するイベントはItem_Readイベントを使います。

 

記述例:


記号

アイテムを開くと現在のユーザー名を表示

sub Item_Open()
Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")
Msgbox "編集者は" & MyNameSpace.CurrentUser & "です。"
End Sub

★アイテムを開いた際に発生するイベント

★Outlookルートオブジェクトを取得(NameSpaceオブジェクト)

★現在のOutlookログインユーザー名を表示

 

※関連:現在のOutlookログオンユーザーを取得する


記号

開こうとするユーザーが「yamada taro」以外の場合は開かない

Function Item_Open()
Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")
IF MyNameSpace.CurrentUser <> "yamada taro" then
Item_Open = False
End if
End Function

★アイテムを開いた際に発生するイベント

★Outlookルートオブジェクトを取得(NameSpaceオブジェクト)

★現在のOutlookログインユーザーがyamada taroでないなら

★処理を中止する(=アイテムは開かない)

 

 

※Item_Openイベントでは戻り値をFalseに設定すると閉じる操作を中止することができます。(戻り値を格納するにはFunctionプロシージャを使う必要があります。)