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◆ Itemsコレクション.Itemメソッド


Itemsコレクションからアイテム(Itemオブジェクト)を取得します。

 

オブジェクト

メソッド

Itemsコレクション

Item(インデックス番号)

記述例:Set 変数 = Items.Item(1)

→ フォルダ内のアイテム(インデックス番号1)を取得します。

 

★一般に多数のItemオブジェクトに対し操作をする場合に使用します。

Itemsコレクションの各オブジェクトに対する一括操作はFor Each~NextステートメントFor~Nextステートメントを使います。

 

 

記述例:


記号

受信トレイ内の全てのアイテムを削除する

Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")

Set MyInbox = MyNameSpace.GetDefaultFolder(6)

intX = MyInbox.items.Count

 

For i = intX to 1 Step -1

MyInbox.items.item(i).delete

Next

★Outlookルートオブジェクトを取得

★受信トレイを取得

★受信トレイ内のアイテム数を変数に格納

 

★アイテム総数が1になるまで処理を繰り返す

★インデックス番号でアイテムを指定して削除

 

※itemsコレクション内のItemのインデックス番号はアイテム数に応じて順に付けられるため、インデックス番号1を削除するとこれまでのインデックス番号2→1に繰り上がります。そのため、昇順に削除すると全削除できなくなるので、末尾から削除します。


記号

受信トレイ内の全てのアイテムをテキスト形式で一括保存する

Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")

Set MyInbox = MyNameSpace.GetDefaultFolder(6)

Set ItemsCol = MyInbox.Items

intX = ItemsCol.Count

 

For i = 1 to intX

ItemsCol.item(i).saveas "C:\test\" & ItemsCol.item(i).Subject & i & "

Next

★ルートオブジェクト取得

★受信トレイを取得

★Itemsコレクション取得

★受信トレイのアイテム数を変数に格納

 

★アイテム総数分の処理を繰り返す

★インデックス番号1~末尾までの全アイテムを各件名+番号で保存

 

※ループ処理でアイテム数分、処理を繰り返します。ファイル名は件名ですが、複数ファイルの同名保存はできないので、数値iをつけています。

 

 

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