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受信トレイ内のメールを一括削除する   (Items.Item(#).Delete)

 

オブジェクト

メソッド

メソッド

Itemsコレクション

Item(インデックス番号)

delete

Itemsコレクション(フォルダ内のアイテムの集合)からItemをインデックス番号で指定して削除します。

記述法:Itemsコレクション.Item(インデックス番号).delete

 

★ ItemsコレクションはFolderオブジェクトのitemsプロパティで取得します。
Set Itemsコレクション変数 = Folder.Items

★ Itemsコレクション.Item(インデックス番号).deleteメソッドはOutlook既定のフォルダ(受信トレイや下書き等)のメールを全て削除したい場合に有効です。(既定のフォルダはフォルダ単位で削除できないため。)

 

記述例:


記号

受信トレイ内のメールを一括削除する

Set MyInbox = Application.GetNameSpace("mapi").GetDefaultFolder(6) 

★受信トレイを取得
 

set AllItems = MyInbox.items

★受信トレイ内の全てのアイテムを取得(Itemsコレクション)
 

intX = AllItems.count 

★受信トレイ内アイテム数を取得
 

For i = intX to 1 Step -1
AllItems.item(i).Delete
Next
★ループ処理でアイテム数分、処理を繰り返す。

(注)Itemsコレクション内のItemのインデックス番号はアイテム数に応じて順に付けられるため、インデックス番号1を削除するとこれまでのインデックス番号2→1に繰り上がります。そのため、昇順に削除すると全削除できなくなるので、末尾から削除します。

★Itemsコレクション.Item(インデックス番号)メソッドでは、フォルダ内の全アイテムからItemオブジェクトを取得できます。各アイテムに対して処理を行うことができます。