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◆ Folderオブジェクト

 

Folderオブジェクトはフォルダを表すオブジェクトです。

 

Folderオブジェクトの取得

NameSpace.GetDefaultFolder … Outlook既定のフォルダ(受信トレイや削除済など)を取得します。

Folder.Folders("フォルダ名") … Folderオブジェクト配下のサブフォルダを取得します。

Explorer.CurrentFolder … 現在表示しているフォルダを取得します。

主なメソッド

主なプロパティ

Display … フォルダを別ウィンドウで表示します。

CopyTo … フォルダをコピーします。

MoveTo … フォルダを移動します。

Delete … フォルダを削除します。

Folders … フォルダ内のサブフォルダの集合を取得します。(Foldersコレクション

FolderPath … フォルダパスを取得します。

Items … フォルダ内のアイテムの集合を取得します。(Itemsコレクション

Parent … 親フォルダを取得します。

CurrentView … フォルダのビューを取得します。(取得のみ。

 ※ビューの指定Explorer.CurrentViewを使います。

Name … フォルダ名の取得/設定が可能です。

 

 

記述例:


記号

受信トレイを表示する (別ウィンドウで表示)

Set MyInbox = Application.GetNameSpace("mapi").GetDefaultFolder(6)

MyInbox.Display

★受信トレイを取得(Folderオブジェクト)

★受信トレイを表示


記号

受信トレイ配下の「Sports」フォルダを削除する

Set MyInbox = Application.GetNameSpace("mapi").GetDefaultFolder(6)

Set SportsF = MyInbox.Folders("Sports")

SportsF.Delete

★受信トレイを取得(Folderオブジェクト)

★Sportsフォルダを取得(Folderオブジェクト)

★Sportsフォルダを削除する


記号

予定表フォルダ内の全アイテムを削除する

Set MyCalendar = Application.GetNameSpace("mapi").GetDefaultFolder(9)

x = MyCalendar.Items.Count

For i = x to 1 Step -1

MyCalendar.Items.Item(i).Delete

Next

★予定表を取得(Folderオブジェクト)

★予定表内のアイテム数を取得

★アイテム数分、処理を繰り返す

★予定表内の各アイテムを削除

 

 

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