Outlookサポートナビ! ≫≫≫ Outlookフォーム作成/VBSプログラミング
アイテムを保存・上書き保存します。(開かれているアイテムの場合は閉じません。)
アイテムを保存して閉じる場合はItem.Close(0)メソッドを使います。
オブジェクト
メソッド
MailItem
AppointmentItem
ContactItem
PostItem
Save
記述例: Item.Save
★アイテムを現在のフォルダに保存/上書き保存します。(開かれているアイテムの場合は閉じません)
(現在のフォルダとはアイテムの「ファイル」タブ−「情報」で「現在のフォルダ―」 で表示されるフォルダです。例えば新規フォームは発行先フォルダ、既存アイテムは現在保存されているフォルダです。VBSで新規アイテムを作成した場合はアイテムの種類に応じて”既定のフォルダ”に保存されます。例えば予定アイテムの場合は予定表に保存されます。)
記述例:
Set NewItem = Application.CreateItem(1) NewItem.Subject = "今日の予定" NewItem.Save ★新規予定アイテムを作成 ★件名を「今日の予定」 とする ★アイテムを保存する (予定アイテムなので既定の予定表に保存されます。)
Set NewItem = Application.CreateItem(1)
NewItem.Subject = "今日の予定" NewItem.Save
★新規予定アイテムを作成
★件名を「今日の予定」 とする
★アイテムを保存する
(予定アイテムなので既定の予定表に保存されます。)
Sub Item_Read() Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi") strUser = UserProperties("閲覧者").value UserProperties("閲覧者") = strUser & "," & MyNameSpace.CurrentUser Item.Save End Sub ★既存アイテムを開いた時にイベント発生 ★Outlookルートオブジェクト取得 ★過去の閲覧者名を変数に格納(既存データ退避) ★「閲覧者」に過去の閲覧者と現在の閲覧者を格納 ★アイテムを上書き保存する ※関連QA「アイテムを特定のフォルダに保存す る(1)−Item.Move」 ※関連QA「アイテムを特定のフォルダに保存す る(2)−Folder.Items.Add」
Sub Item_Read()
Set MyNameSpace = Application.GetNameSpace("mapi")
strUser = UserProperties("閲覧者").value
UserProperties("閲覧者") = strUser & "," & MyNameSpace.CurrentUser
Item.Save
End Sub
★既存アイテムを開いた時にイベント発生
★Outlookルートオブジェクト取得
★過去の閲覧者名を変数に格納(既存データ退避)
★「閲覧者」に過去の閲覧者と現在の閲覧者を格納
★アイテムを上書き保存する
※関連QA「アイテムを特定のフォルダに保存す る(1)−Item.Move」
※関連QA「アイテムを特定のフォルダに保存す る(2)−Folder.Items.Add」
≫≫ Outlookフォーム作成/開発/VBSプログラミング ≫≫ Outlookオブジェクトモデルから学ぶ